【終了】第10回ハンカチーフ・ブックスCafe〜藤田一照×松山大耕 世界と向き合い、自由に行動するためのzen哲学

三浦半島・葉山の小さな出版社「ハンカチーフ・ブックス」がお届けする恒例のトークイベント。記念すべき第10回は、葉山にある藤田一照さんの「茅山荘」に京都から松山大耕さん(妙心寺退蔵院副住職)をお招きしてのスペシャルトークをお届けします。

松山大耕さんは、臨済宗の最大宗派である妙心寺内にある退蔵院の跡取りとして生まれ、東京大学で生命科学を学んだのちに出家、3年半の修行生活を経て禅の世界に入りました。

海外で通訳なしでスピーチできるほど英語が堪能。
日本の禅宗を代表する形で世界経済フォーラム(ダボス会議)へ出席、ローマ教皇やダライ・ラマ14世と謁見するなど、知力と胆力でグローバルに活躍する若き仏教の担い手として注目されています。

かたや藤田一照さんも、17年半にわたってアメリカ・マサチューセッツ州で禅の普及につとめ、2005年に日本に帰国。以後、葉山の茅山荘を拠点に様々な分野の身体知を吸収しながら、こちらも新しい仏教を伝えるメッセンジャーとして多忙な毎日を送られています。

今回、初コラボとなるお二人にお話しいただくのは、仏教思想の根幹にある「霊性」について。禅(ZEN)を世界に広めたパイオニアである鈴木大拙師の古典的名著『日本的霊性』を下敷きに、「わたし」という存在を成り立たせるコアな部分を突き詰めていきます。

「霊性という文字はあまり使われていないようだが、これには精神とか、また普通に言う『心』の中に包みきれないものを含ませたいというのが、予の希望なのである」

「精神には倫理性があるが、霊性はそれを超越している。精神は分別意識を基礎としているが、霊性は無分別智である」

(鈴木大拙『日本的霊性』より)

折しも今年は、大拙師が渡米した1897年から数えて120年目。
ココロとカラダに振り回されず、人生を自由に生き、行動していくためのエッセンス=ZEN哲学をお二人から引き出し、たくさんの方とシェアできたら嬉しいです。興味のある方はぜひ葉山までお越しください。

イベント概要

第10回ハンカチーフ・ブックスCafe
哲学系インタビューマガジン『TISSUE』プレゼンツ
スペシャルトーク 藤田一照×松山大耕
世界と向き合い、自由に行動するためのZEN哲学

◼︎日時:2017年7月2日(日) 13:30〜16:30(受付開始13:15〜)

13:30〜14:50 第1部:ZENをめぐる対話
*大耕さんがプロデュースした短編ドキュメンタリー「SAKURADA Zen Chef」を鑑賞したのち、海外で禅を伝えてきたお二人のバックボーンをたどり、これからの時代に必要な禅の世界観を浮かび上がらせます。

15:00〜16:30 第2部:霊性をめぐる対話
*鈴木大拙師が1897年に渡米してことしで120年、著書『日本的霊性』の中で描かれてきた生きる核としての「霊性」について、いかに自覚し、生き方に根づかせるか、対話を通じて浮き彫りにします。

◼︎場所:葉山・茅山荘(申し込みされた方に詳細をご案内します)
◼︎ゲスト:藤田一照(曹洞宗国際センター所長)
松山大耕(臨済宗妙心寺退蔵院副住職)
◼︎進行役:長沼敬憲(「ハンカチーフ・ブックス」編集長)
◼︎参加費:5,000円(当日、現金にてお支払いください)

お申し込み:メール(contact@thunder-r.net)にて、①お名前(ふりがな)、②メールアドレス、③当セミナーを何で知ったか、件名に「7/2イベント申し込み」とご記入のうえお申し込みください。折り返し返信をいたします。
◼︎主催:ハンカチーフ・ブックス

ゲスト・プロフィール

藤田一照 Issho Fujita
1954年、愛媛県生まれ。灘高校から東京大学教育学部教育心理学科を経て、大学院で発達心理学を専攻。院生時代に坐禅に出会い深く傾倒。28歳で博士課程を中退し禅道場に入山、29歳で得度。33歳で渡米。以来17年半にわたってマサチューセッツ州ヴァレー禅堂で坐禅を指導する。2005年に帰国し、神奈川県葉山の「茅山荘」を中心に座禅の研究、 指導にあたっている。著作に『アップデートする仏教』(共著:山下良道)『僕が飼っていた牛はどこへ行った?』(共著:長沼敬憲)、『青虫は一度溶けて蝶になる』(共著:桜井肖典、小出遥子)、訳書に『禅への鍵』『ダルマの実践』『フィーリング・ブッダ』など。
http://fujitaissho.info/

松山大耕 Daiko Matsuyama
1978 年京都市生まれ。2003年東京大学大学院 農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。2009年5月、観光庁Visit Japan大使に任命される。また、2011年より京都市「京都観光おもてなし大使」。2017年より京都造形芸術大学客員教授。2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。2014年世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。
http://www.taizoin.com/